好む好まざるに限らず仕事を失って、次の仕事を探している人が多い。どこのハローワークも常に人の出入りがある。人材派遣会社に登録している人もいるだろう。このところの景気低迷で、なかなか自分にあった仕事を探すのも大変である。以前であれば、求職している人は何枚もの履歴書を書いていつでも提出できるように準備していたものだ。面接をするにもそれを手元において、見ながら質問する試験管がほとんどであった。いったいいつの頃からだろう。いまは履歴書のほかに必ず職務経歴書を書くようにハローワークで指導される。自分をもっと詳細に知ってもらい、他の人との差別化をはかるためといわれるが、同じことをすべての求職者に話しているのであるから、それほどの違いがあるのかは疑問も残る。確かにその書類には、実際にどのような仕事につき、どのような実績を挙げたのかが誰が見てもわかるように記入する。欲しい人材であるか、どのような仕事に精通しているかをある程度想像することはできるかもしれない。

職務経歴書のほかに、面接を希望する会社の担当者に向けた添え状も書くようにいわれる。今では会ってもらう事さえ大変なのだ。直接担当者の目に付く確立を増やす目的だろう。しかし、これもすべての方が同じようにやっているのだ。ほとんどの人が、同じことを言われるがままがんばって書類作成に努力しているのだ。選ぶほうも書類が多くなる一方で、目を通すにも大変だろうと思える。一生懸命に書いた自分の説明書。お互いのためになり、希望の仕事と、希望の人材になるべく早くめぐり合えれば幸いである。